50年前から「フリー」「シェア」を実践していた伝説のロックバンド「グレイトフル・デッド」のマーケティングとは




日経BP社は、書籍『グレイトフル・デッドにマーケティングを学ぶ』 を昨年の12月8日に発売した。

「グレイトフル・デッド」は1960年代にアメリカで生まれたロックバンドで、その人気は現在でもアメリカで続いている。彼らは、今あらゆるビジネスで注目されているソーシャルメディアを活用した最先端のマーケティングの多くを1960年代に開拓していた。

ほとんどのバンドは観客がライブで録音をすることを禁じているが、グレイトフル・デッドはライブでの録音を許可し、音楽を無料で開放していた。しかも、このように音楽業界のルールとは全く反対のことをしていながら、年間5000万ドルも稼いでいたという。

本書では、グレイトフル・デッドが50年前からどのように「フリー」「シェア」を実践していたのかを解説し、現在その戦略を使っている企業の最新事例を紹介している。

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