30日、デヴィッド・フィンチャー監督最新作『ドラゴン・タトゥーの女』のジャパンプレミアが東京国際フォーラムで開催され、監督のデヴィッド・フィンチャーと今回のアカデミー賞主演女優賞にノミネートされた主演女優のルーニー・マーラが登壇した。
一言挨拶を求められると、フィンチャー監督は「皆さんこんにちは。映画がとても長いので私の挨拶は短くさせていただきますね」、ルーニー「ハーイ」と本当に一言の挨拶で会場から笑いが起こった。
ルーニーを起用した理由を聞かれたフィンチャー監督は「皆さんご覧のとおり、彼女はパーフェクトですから」と答え、会場から拍手が沸き起こった。
ルーニーは演じたリスベットと似ている点について聞かれると、「どちらかというと人なつっこくなくて、新しい方に馴染むのには時間がかかる、というところですね」と自身の性格を明かした。また、主演のダニエル・クレイグについて「彼はアメイジング。才能豊かな俳優なのは言うまでもありません。俳優としていろんなことを教えてもらいながら、楽しく共演させてもらいました」と語った。
『ドラゴン・タトゥーの女』は、ミレニアム三部作の第一弾として2005年にスウェーデンで刊行され、発売と同時に爆発的ヒットとなった推理小説を原作にした作品。スウェーデンを舞台に、社会派ジャーナリストのミカエル、背中にドラゴンのタトゥーを入れた謎の女リスベットが40年前に起きた少女失踪事件の真相を解き明かす。
『ドラゴン・タトゥーの女』は2月10日公開。
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