ソニー、デジタル一眼レフ向け「XQDメモリーカード」商品化


ソニーは、メモリーカードの新規格に対応した「XQDメモリーカード」を、デジタル一眼レフカメラ向けに業界で初めて商品化した。発売日は2月15日。

同メモリーカードは、高速で業界標準のPCI Express(拡張バス・シリアル転送)インターフェースを採用し、ソニーが独自に開発した高速データ処理を可能とするコントローラーを搭載、高速化に適したフラッシュメモリーを採用することで、従来のコンシューマー向けメモリーカードでは実現できなかった高速性能を実現し、XQDメモリーカード対応デジタル一眼レフカメラでのRAW撮影時において、約100コマの連続撮影を可能にした。

また、XQDメモリーカードと同時に発売するUSB3.0対応のカードリーダー「MRW-E80」により、撮影した高画質な静止画などの大容量データをメモリーカードからパソコンへ高速に転送することも可能。あわせて、エクスプレスカードスロット搭載のパソコンで利用可能なXQDエクスプレスカードアダプター「QDA-EX1」も発売する。

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