ニールセンデジタルが発表した調査結果によると、インターネットを利用する時のデバイスはどの年代でも「スマートフォン」が最も多かったという。40代以下では80%以上の人がスマートフォンからインターネットを利用し、50代でも利用率は80%近くとなった。昨年まではパソコンの利用がスマートフォンを上回っていた60代以上でも、スマートフォンの利用率は5ポイント増加し、最も利用されているデバイスとなった。
(出所:ニールセンデジタル)
また、2017年は約半数の人が商品を購入するためにパソコンを利用していたのに対し、2019年にはパソコンよりスマートフォンを利用する人の割合が多くなった。
デジタルネイティブと言われる30代以下の場合、オンラインでの購入経験の多い商品カテゴリーでは実店舗で購入する時にもオンラインで検討していることが分かった。特に「ファッション」「化粧品」「電化製品」は実店舗で購入する時にもオンラインで検討する割合が高く、それぞれ約半数を占めた。
30代以下が信頼する情報ソースは、1位が「知人からの勧め」、2位が「オンラインに投稿された消費者の意見」、3位が「ブランドのウェブサイト」だった。特に「オンラインに投稿された消費者の意見」は2017年から12ポイント増加し、最も増加率が高かった。