10月転職求人倍率は2.52倍、前月比0.17ポイント減


パーソルキャリアが運営する転職サービス「DODA(デューダ)」は2019年10月の転職求人倍率を発表した。

10月の転職求人倍率は前月比0.17ポイント減の2.52倍となった。求人数は前月比100.6%、前年同月比105.7%、転職希望者数は前月比107.7%、前年同月比104.6%だった。

業種別では「IT/通信」(7.05倍)の求人倍率が最も高く、次いで「サービス」(2.84倍)、「メディカル」(2.37倍)と続いた。職種別では「技術系(IT・通信)」(9.40倍)の求人倍率が最も高く、次いで「専門職」(7.03倍)、「技術系(建築・土木)」(5.83倍)となった。

同社は「転職市場の状態は良いままだが、前年同月比での求人数の増加率は鈍化しており活況な市場に変化が見え始めている」と指摘している。

転職求人倍率は、ホワイトカラー層を中心とした転職マーケットにおける需給バランスを表すもので、DODA転職支援サービス登録者(転職希望者)1人に対して、中途採用の求人が何件あるかを算出した数値。