7月の大学生内定率84.0%、前年同期比2.9ポイント増


ディスコはこのほど、2020年3月卒業予定の大学4年生(理系は大学院修士課程2年生含む)を対象に、7月1日時点での就職活動に関する調査を実施し、その結果を発表した。

7月1日時点で内定を得ている学生は84.0%となり、前年同期と比べて2.9ポイント上回った。

就職先を決定して就職活動を終了した学生の割合は67.7%で、複数内定を保留しているなど未決定の学生(4.3%)を合わせると、72.0%が就職活動を終了している。


(出所:ディスコ)

内定を得ていない学生に内定獲得の見通しを尋ねたところ、「近々内定をもらえる見通しが立っている」は10.4%で前月より少なかった。最も多いのは「選考中の企業はあるが、内定が出るかわからない」(50.0%)で、「選考中の企業はなく、まったく見通しが立っていない」(16.3%)と合わせると 66.3%になり、未内定者の6割以上が先の見えない状況にある。また、未内定者の4人に1人は「就職以外の道(進学、留年など)を考えている」と回答した。

調査は、2019年7月1日~4日にかけて、キャリタス就活2020学生モニターの1261人から回答を得た。