米中貿易摩擦で投資意欲減退、個人の3割


マネックス証券はこのほど、個人投資家を対象とした相場環境に対する意識調査を実施し、その結果をまとめたレポート「MONEX 個人投資家サーベイ 2019年6月調査」を発表した。

それによると、個人投資家の約8割が米中貿易摩擦で世界経済に悪影響があると予想していることが分かった。また、両国の交渉は決着せずに長期間続いていくと考えている投資家が過半数にのぼった。


米中貿易摩擦が投資頻度や投資金額に与えた影響を尋ねたところ、約3割が投資頻度や投資金額を減少させたと回答した。米中の対立が個人投資家の投資意欲に一定の悪影響を与えていることが分かった。

調査は、2019年5月28日〜6月10日にかけて、マネックス証券に口座を開設している個人投資家509人から回答を得た。