ディスコはこのほど、2020年3月卒業予定の大学4年生(理系は大学院修士課程2年生含む)を対象に、6月1日時点での就職活動に関する調査を実施し、その結果を発表した。
6月1日時点で内定を得ている学生は71.1%となり、前年同期と比べて5.4ポイント上回った。
就職先を決定して就職活動を終了した学生の割合は38.8%で、複数内定を保留しているなど未決定の学生(5.1%)を合わせると、43.9%が就職活動を終了したと回答した。
(出所:ディスコ)
内定取得学生のうち就職先を決めていない学生にその理由を尋ねると、「本命の企業がまだ選考中」が53.5%で半数を超えている。
内定を得ていない学生に内定獲得の見通しを尋ねたところ、「近々内定をもらえる見通しが立っている」は14.0%にとどまった。最も多いのは「選考中の企業はあるが、内定が出るかわからない」(57.0%)で、「選考中の企業はなく、まったく見通しが立っていない」(14.5%)と合わせると 71.5%になり、未内定者の7割以上が先の見えない状況にある。
調査は、2019年6月1日~5日にかけて、キャリタス就活2020学生モニターの1261人から回答を得た。