MM総研がまとめた調査によると、2018年度通期(2018年4月〜2019年3月)における国内携帯電話端末の総出荷台数は前年度比7.7%減の3456.6万台となった。
このうちスマートフォンの出荷台数は前年度比6.0%減の3061.6万台だった。総出荷台数に占めるスマートフォン出荷台数比率は、前年度比1.6ポイント増の88.6%に上昇した。
SIMフリースマートフォン出荷台数は前年度比4.9%減の299.5万台となり、スマートフォン出荷台数全体に占めるSIMフリー比率は前年度比0.1ポイント増の9.8%に留まった。
携帯電話端末のメーカー別出荷台数シェアは、Appleが7年連続で首位を維持。総出荷台数に占めるシェアは44.0%となった。以下、2位はシャープ、3位は京セラ、4位はソニーモバイルコミュニケーションズ、5位は富士通となった。
同社は、2019年度の総出荷台数を前年度比11.0%減の3075万台(うちスマートフォン2740万台)、2022年度には2920万台と縮小トレンドに向かうと見込んでいる。