エン・ジャパンはこのほど、異業種への転職に関する調査結果を発表した。
調査は、2018年6月29日〜7月31日にかけて、「ミドルの転職」を利用する35歳以上のユーザーを対象に実施し、1151人から回答を得た。
異業種への転職を検討しているか尋ねたところ、69%が「検討している」と回答した。検討している業種は「メーカー」が25%で最も多く、次いで「コンサルティング」が11%、「IT・インターネット・ゲーム」が11%、「流通・小売・サービス」が10%、「商社」が7%となった。
異業種への転職を検討している理由は、「新しい経験を通じて、自分を高めたいから」(54%)が最も多かった。年代別で比較すると、30代は「年収水準の高い業界へ移りたいから」(44%)、「働く業界に拘りがないから」(32%)、「休日休暇など時間的待遇を改善したいから」(31%)が他の年代よりも高かった。
異業種転職の経験について聞いたところ、58%が「ある」と回答した。異業種転職をした年代は「30代」が35%で最も多く、次いで「40代」が27%、「20代」が24%、「50代」が14%となった。
異業種へ転職して良かったと感じたことは、「スキルの向上、知識の増加」「視野が広がった」「仕事の幅が広がった」が同率で最多だった。
(出所:エン・ジャパン)
異業種へ転職して苦労したと感じたことは、「新しい知識を覚えること」「異なる商習慣、業界風土に馴染むこと」が上位にあがった。
(出所:エン・ジャパン)