ディスコはこのほど、2019年3月卒業予定の大学4年生(理系は大学院修士課程2年生含む)を対象に7月1日時点での就職活動に関する調査を実施し、その結果を発表した。
7月1日時点の内定率は81.1%となり、6月1日時点より15.4ポイント上昇した。前年同期に比べ2.1ポイント低い水準だった。
就職先を決定して就職活動を終了した学生の割合は63.4%で、複数内定を保留しているなど未決定である学生(4.8%)と合わせると、68.2%が就職活動を終了したと回答した。
(出所:ディスコ)
内定を得ていない学生に内定獲得の見通しを尋ねたところ、「近々内定をもらえる見通しが立っている」との回答は13.4%だった。最も多いのは「選考中の企業はあるが、内定をもらえるか分からない」(42.4%)で、「選考中の企業はなく、まったく見通しが立っていない」(20.3%)と合わせると62.7%になり、未内定者の約6割が先の見えない状況にある。一方、「就職以外の道(進学、留年など)を考えている」が24.0%にのぼり、4人に1人が就職の見送りを視野に入れていることが分かった。
調査は、2018年7月1日~7月5日にかけて、キャリタス就活2019学生モニターの1147人から回答を得た。