今年月給が上がった人は46%、上昇額は「1001円~3000円」が最多


エン・ジャパンはこのほど、月給に関する調査を実施し、その結果を発表した。

それによると、46%の人が今年に入って月給(残業代を除いた、月の給与の支給額)が上がったと回答した。

月給が上がった理由は「定期昇給」が60%で最も多く、次いで「ベースアップ」が23%、「昇進・昇格」が15%だった。

(出所:エン・ジャパン)

上昇額は「1001円~3000円」が29%で最多となり、次いで「3001円~5000円」が20%、「10001円〜」が19%、「5001円〜10000円」が16%、「〜1000円」が15%だった。

ベースアップの実施率を職種別に見ると、今年ベースアップで月給が上がった人全体の平均値である11%よりも実施率が高い業種は、「サービス(飲食・人材・教育など)」(17%)、「メーカー(機械・電気・電子など)」(14%)、「コンサルティング・士業」(13%)、「メーカー(素材・食品・医薬品など)」(12%)だった。

今年に入ってから月給が上がった人に、月給が上がったことでモチベーションは上がったか尋ねたところ、「上がった」が22%、「上がらない」が46%、「どちらとも言えない」が33%となった。

「モチベーションが上がらない、どちらとも言えない」と回答した人にその理由を聞いたところ、「元々の月給に満足をしていないため」が56%、「昇給額が少なかったため」が38%だった。

一方、「モチベーションが上がった」と回答した人にその理由を尋ねたところ、「自分が使えるお金が増えたため」が50%、「会社から評価されていると感じたため」が46%だった。

調査は、2018年4月25日〜5月28日にかけて「エン転職」利用者を対象に実施し、8349人から回答を得た。