6月の大学生内定率65.7%、前年同期比2.3ポイント増


ディスコはこのほど、2019年3月卒業予定の大学4年生(理系は大学院修士課程2年生含む)を対象に6月1日時点での就職活動に関する調査を実施し、その結果を発表した。

6月1日時点の内定率は65.7%となり、5月1日時点より23.5ポイント上昇した。前年同期に比べ2.3ポイント高い水準だった。

就職先を決定して就職活動を終了した学生の割合は31.4%で、複数内定を保留しているなど未決定である学生(3.8%)と合わせると、35.2%が就職活動を終了したと回答した。

(出所:ディスコ)

内定を得ていない学生に内定獲得の見通しを尋ねたところ、「近々内定をもらえる見通しが立っている」との回答は16.3%だった。最も多いのは「選考中の企業はあるが、内定をもらえるか分からない」(57.8%)で、「選考中の企業はなく、まったく見通しが立っていない」(14.5%)と合わせると72.3%になり、未内定者の約7割が先の見えない状況にある。一方、「就職以外の道(進学、留年など)を考えている」が1割を超え、選考解禁直後にも関わらず、早くも来春の就職を見送ろうという学生が一定数いることが分かった。

調査は、2018年6月1日~6月5日にかけて、キャリタス就活2019学生モニターの1145人から回答を得た。