MMD研究所はこのほど、「スマートフォンのBluetooth機能に関する調査」を実施し、その結果を発表した。
スマートフォンに搭載されているBluetooth機能について聞いたところ、「現在利用している」が41.9％、「利用したことはあるが、現在は利用していない」が19.5％となり、合わせて61.4%がBluetooth機能を利用したことがあることが分かった。 OS別で見ると、iOSユーザーの45.2％、Androidユーザーの38.7％が「現在利用している」と回答した。
スマートフォンのBluetooth機能の利用者を対象に、スマートフォンと実際に接続している機器をOS別に複数回答で聞いたところ、iOSユーザーの46.9％がイヤホン、41.4％がスピーカー、24.2％がカーナビを利用し、Androidユーザーの41.4％がイヤホンとスピーカー、19.8％がカーナビを利用していると回答した。
スマートフォンに搭載されているBluetooth機能を現在利用している人に、Bluetoothと連携しているデバイスの機能の満足度を聞いたところ、イヤホンでは「とても満足」が33.0％、「やや満足」が42.5％と合わせて75.5％、スピーカーでは「とても満足」が39.4％、「やや満足」が44.4％と合わせて83.8％、カーナビでは「とても満足」が32.1％、「やや満足」が50.9％と合わせて83.0％が満足していることが分かった。
Bluetooth機能を使ってイヤホンまたはヘッドホンを接続したことがある人に、イヤホンまたはヘッドホンを接続中に通話をしたことがあるかを聞いたところ、「通話している」が42.6％、「通話したことはあるが、現在は利用していない」が19.4％となり、合わせて62.0％がイヤホンまたはヘッドホンで通話をした経験があることが分かった。
Bluetooth機能の非利用者に、Bluetooth機能の説明をした上で今後スマートフォンのBluetooth機能を使ってしてみたいことを複数回答で聞いたところ、「ワイヤレスのイヤホンで音楽や動画の視聴」が39.6％と最も多く、次いで「カーナビでスマートフォンに入っている音楽を聴いたり、ハンズフリー通話をする」が17.2％、「ワイヤレスのヘッドホンで音楽や動画の視聴」が16.3％と音楽や動画の視聴が上位に挙がった。
調査は、2018年4月10日〜4月11日にかけて、スマートフォンを所有する13歳～49歳の男女570人を対象に実施した。