4月1日時点の内定率は18.8%、平均エントリー社数は26.2社


ディスコはこのほど、2019年3月卒業予定の大学4年生(理系は大学院修士課程2年生含む)を対象に、4月1日時点での就職活動に関する調査を実施し、その結果を発表した。

4月1日時点で内定を得ている学生は18.8%となり、前年同期と比べて4.2ポイント上回った。内定社数の平均は1.3社だった。

一人あたりのエントリー社数の平均は26.2社となり、前年同期と比べ5.5社下回った。今後のエントリー予定社数は平均5.6社で、前年同期と比べ2.0社下回った。

(出所:ディスコ)

セミナー・会社説明会の平均参加社数はのべ27.7社で、前年同期と比べ3.3社下回った。開催形式ごとに見ると、企業単独開催のものは9.7社、合同開催のものは10.5社、学内開催のものは7.5社だった。

企業セミナーで重要だと思うことを尋ねたところ、「社員と直に話せる場が設けられている」(59.1%)が最多だった。次いで、「選考に関する情報が得られる」(46.7%)、「説明・プレゼンテーションが上手」(43.5%)と続いた。

一方、セミナーで不快だと思ったことは、「内容に乏しい」(36.8%)が最も多かった。「ホームページに載っている話ばかりだった」「何度も聞いた話だった」など、新しい情報が得られないことに対する不満が見られた。次に、「所要時間が長すぎる」(31.8%)、「説明が一方的」(31.6%)と続いた。

選考試験の受験状況については、87.5%の学生がエントリーシートを提出している。提出社数の平均は7.5社で、前年同期と比べ0.3社下回った。筆記・WEB試験を受験した学生は85.9%で、面接試験受験者は66.6%となり、いずれも前年同期を上回った。受験社数の平均は、筆記・WEB試験が4.9社、面接試験が3.0社で、いずれも前年同期を上回った。

調査は、2018年4月1日~5日にかけて、キャリタス就活2019学生モニターである1140人から回答を得た。