大学生の内定率、過去最高の91.2% 7年連続で改善


厚生労働省と文部科学省の共同調査によると、平成30年3月に卒業予定の大学生の2月1日時点の就職内定率は前年同期比0.6ポイント増の91.2%となり、7年連続で改善した。調査開始以来、同時期での過去最高を記録した。

文理別では文系が同0.7ポイント増の91.0%、理系が同0.3ポイント増の92.4%だった。男女別では、男子が同1.1ポイント増の89.9%、女子が同横ばいの92.8%となった。

(出所:厚生労働省)

また、短期大学は同1.4ポイント増の89.9%、高等専門学校は同横ばいの99.6%、専修学校(専門課程)は同1.1ポイント増の85.6%となった。

調査は、全国の大学、 短期大学、高等専門学校、専修学校の中から、設置者や地域などを考慮して抽出した112校、6250人を対象に実施した。