野村證券はこのほど、個人投資家を対象に投資動向に関するアンケート調査を実施し、「ノムラ個人投資家サーベイ(2018年2月)」を発表した。
国内株式に投資する場合の期待する配当利回りの水準は、「2%以上3%未満」が31.1%で最も多かった。次いで「3%以上4%未満」が22.7%、「1%以上2%未満」が19.1%となった。
国内株式に投資する場合、企業による株主還元策のうち重視しているものは、「現金配当」が72.3%で最も多かった。次に多かったのは「株主優待」で51.3%となった。
(出所:野村證券)
3カ月後の株価見通しについて、「上昇する」と答えた割合から「下落する」と答えた割合を引いた「ノムラ個人市場観指数」は27.6と前月比22.0ポイント低下した。調査時の日経平均株価は22,682.08円と前回調査時を1167.91円下回った。
3カ月後のアメリカドル/円レートの見通しについて円高ドル安を見込む回答比率は56.7%となり、前月比9.1ポイント上昇した。
調査は、2018年2月5日〜2月6日にかけて株式投資経験のある個人投資家を対象に実施。有効回答数は1000件。