BMW、「M3 CS」を30台限定発売



ビー・エム・ダブリューは、M3コンペティションをベースとした「M3 CS」を30台限定で2月20日に発売した。

最高出力460馬力、最大トルク600Nmを発生する3リッター直列6気筒Mツインパワー・ターボ・エンジンを搭載し、M3コンペティションよりも最高出力を10psアップ、トルクを50Nm増大させた。0~100km/h加速は3.9秒。

CSモデル専用に調整されたアダプティブMサスペンションやアクティブMディファレンシャルによって、各システムの介入程度を細かく調整できるため、ドライバーの要求に応じて苛酷なサーキット走行から街中での安定した日常走行まで楽しむことができる。

エクステリアは、CFRP製の専用フロント/リヤスポイラーや、リヤディフューザーを採用。CSモデル用に専用開発されたオービット・グレイの軽量化鍛造アロイホイールを装備する。ドイツ・ツーリング・カー選手権(DTM)のスタイルから発想されたものであり、BMW 2002のオマージュのようなカラーテーマとともに、サーキットに映える特別な演出となっている。

インテリアは、軽量化されたセンターコンソールを採用することで、高い走行性能をサポートしている。シートはブラックを基調とし、シルバーのアクセントが添えられたブラック&シルバー・ストーンのメリノレザーシートを採用した。

価格は1578万円。