12月転職求人倍率は2.87倍、求人数が3カ月連続で過去最高を更新


パーソルキャリアが運営する転職サービス「DODA(デューダ)」はこのほど、2017年12月の転職求人倍率を発表した。

12月の転職求人倍率は前月比0.41ポイント上昇の2.87倍となった。求人数は前月比100.2%、前年同月比113.6%となり、2008年1月の調査開始以来の最高値を3カ月連続で更新した。転職希望者数は前月比85.8%、前年同月比116.0%だった。

業種別では、「IT/通信」(7.14倍)の求人倍率が最も高く、次いで「サービス」(3.31倍)、「メディア」(3.15倍)と続いた。職種別では、「技術系(IT/通信)」(9.20倍)の求人倍率が最も高く、次いで「専門職」(7.60倍)、「技術系(電気/機械)」(5.66倍)となった。

(出所:DODA)

転職求人倍率は、ホワイトカラー層を中心とした転職マーケットにおける需給バランスを表すもので、DODA転職支援サービス登録者(転職希望者)1人に対して、中途採用の求人が何件あるかを算出した数値。