トヨタ、「アクア」をマイナーチェンジ



トヨタ自動車は19日、「アクア」をマイナーチェンジし発売した。

今回のマイナーチェンジでは、外観の意匠を大幅に変更し、アクアのデザインの特徴である「親しみやすさ」「軽快さ」はそのままに、より先進的で洗練されたデザインに仕上げた。

伸びやかなデザインのヘッドランプをはじめ、フードやフェンダー、バンパーなどの意匠を変更することで、洗練されたイメージを与えた。リヤは、コンビネーションランプ内の意匠を変更するとともに、リヤリフレクターをバンパー下部に新たに配置し、より安定感のあるスタイルとなった。

インテリアは、センターメーターにTFTマルチインフォメーションディスプレイを標準装備した。センタークラスターは一体となった面構成とし、新たにホワイトソフトレザー(合成皮革)のシートを採用するなど、先進的かつ上質なイメージを与えた。また、ボディ剛性を強化し、タイヤサイズを175/65R15から185/60R15に大きくすることで、優れた操縦安定性を確保するとともに、乗り心地も向上させた。  

さらに、従来型「X-URBAN」を見直し、クロスオーバースタイルをより進化させた新グレード「Crossover」を設定した。グリルやルーフモール、16インチ専用アルミホイール、フェンダーアーチモールなどアクティブなイメージを与える専用デザインとしている。専用のチューニングを施し、SUVらしいしっかりとした操舵感を追求しながら、乗り心地も向上させた。

ボディカラーは、新規開発色のクリアエメラルドパールクリスタルシャイン、ジュエリーパープルマイカメタリックをはじめ、新規設定色のベージュ(「Crossover」専用色)など14色をラインアップする。ボディカラーと異なるカラーパーツを組み合わせたFLEX TONE4色を加えたカラーバリエーションとした。

また、エンジンの改良やハイブリッドシステムの制御を見直し、「L」はJC08モード走行燃費で38.0km/Lを達成した。「S」「G」「Crossover」においても、34.4km/Lを実現した。

価格は、178万5240円〜208万9800円。