5月転職求人倍率は2.56倍、前月比0.10ポイント減



インテリジェンスが運営する転職サービス「DODA(デューダ)」はこのほど、2017年5月の転職求人倍率を発表した。

5月の転職求人倍率は前月比0.10ポイント減の2.46倍となった。求人数は前月比1.5%増、前年同月比21.6%増、転職希望者数は前月比5.6%増、前年同月比52.5%増だった。求人数は2008年1月の調査開始以来、30ヶ月連続で過去最高を更新した。

業種別では、「IT/通信」(5.90倍)の求人倍率が最も高く、次いで「サービス」(2.93倍)、「メディア」(2.72倍)と続いた。職種別では、「技術系(IT/通信)」(7.62倍)の求人倍率が最も高く、次いで「専門職」(5.17倍)、「技術系(電気/機械)」(4.44倍)となった。

転職求人倍率は、ホワイトカラー層を中心とした転職マーケットにおける需給バランスを表すもので、DODA転職支援サービス登録者(転職希望者)1人に対して、中途採用の求人が何件あるかを算出した数値。