2016年度の国内スマホ出荷台数、3000万台超えで過去最高に


MM総研がまとめた調査によると、2016年度通期における国内携帯電話端末の出荷台数は前年度比0.3%減の3648.6万台となった。

このうちスマートフォンの出荷台数は前年度比3.3%増の3013.6万台だった。初めて3000万台を超え、これまでのピークの2012年度(2972万台)を上回る過去最高の出荷台数を記録した。

総出荷台数に占めるスマートフォン出荷台数比率は、前年度比2.9ポイント増の82.6%に上昇した。

SIMフリースマートフォン出荷台数は前年度比63.5%増の281.6万台となり、スマートフォン出荷台数全体に占めるSIMフリー比率は9.3%に拡大した。

携帯電話端末のメーカー別出荷台数シェアは、Appleが5年連続で首位を維持。総出荷台数に占めるシェアは43.5%となった。2位はソニー、3位はシャープだった。

同社は、2017年度の携帯電話端末出荷台数は前年度並みの3650万台(うちスマートフォン出荷台数は3080万台)と見込んでいる。