野村證券はこのほど、個人投資家を対象に投資動向に関するアンケート調査を実施し、「ノムラ個人投資家サーベイ（2017年1月）」を発表した。
3カ月後の株価見通しについて、「上昇する」と答えた割合から「下落する」と答えた割合を引いた「ノムラ個人市場観指数」は37.4と3ヶ月ぶりに上昇した。調査時の日経平均株価は19,301.44円と前回調査時を1026.45円上回った。
3カ月後のアメリカドル/円レートの見通しについて円安ドル高を見込む回答比率は47.0%となり、前月比で1.9ポイント上昇した。
NISAの口座開設状況について尋ねたところ、全体の約6割がNISA口座を開設済みと回答した。
NISA口座を開設済みと答えた人に、昨年1年間（2016年1月～12月）にNISA口座で投資した金額をたずねたところ、「0～20万円」が 30.6％で最も多く、次いで「100～120万円」が26.9％だった。
また、今年中（2017年12月末まで）に NISA口座内で予定している投資金額は、「100～120万円」が27.7％と最も多かった。
（出所：野村證券）
調査は、2017年1月10日〜1月11日にかけて株式投資経験のある個人投資家を対象に実施。有効回答数は1000件。