UI/UXデザインに必要な6つのスキル



今回はUI/UXデザインに必要な6つのスキルを紹介します。図を見ていただくと分かるように、スキルを説明する上で「感性⇔論理」「人⇔市場」という大きな2軸を使っています。

■デザインセンス
「感性」をもって「市場」に応える美的スキルです。
UIUXは論理で説明できる部分も大いにありますが、最終製品に落とし込む場合には、必ずデザインセンスが必要となります。

■コンセプト立案力
「市場」にあるニーズを「感性」で見つけ出し「論理」で説明するスキルです。
市場には情報が膨大です。全ての情報を精査することはできません。攻めるポイントのあたりをつけ必要な個所だけにメスを入れるには感性が必要です。またその結果を誰にでも腹落ちできるよう論理的に説明する必要があります。

■統計アプローチ
「論理」をもって「市場」を解析するスキル、もしくは解析結果を活用するスキルです。
統計学を使って市場の中にある仮説を立証できれば、これ以上にない裏付けとなります。仮に解析を専門機関にアウトソースするにしても、どういった仮説であれば統計学で証明することができるのか、という大まかなメカニズムは理解しておく必要があります。

■UXの造形力
「人」の悦びや愉しさの勘所を「感性」で見つけ出し体験を造るスキルです。
体験は当然ながら人が得るものです。ターゲットとなる人々がどうすれば価値ある体験と感じてくれるか、それは人の気持ちにどれだけ寄り添えるかと同意であり、非常に感性的なアプローチが必要となります。

■ユーザテスト経験値
「人」の「感性」を数値という「論理」に落とし込むスキルです。
ユーザーテストを行い、自分たちのプロトタイプの有効性を実証したり、既存品の問題点を抽出することは非常に重要です。その際、被験者の想いや考えといったあやふやなものを論理的に実証するには、テストの手法を学ぶだけでなく、被験者と適正なコミュニケーションをとるため感性的な経験が必要となります。

■人間工学アプローチ
「論理」をもって「人」を解析するスキルです。
身体的や精神的にユーザーフレンドリーな製品やサービスを生み出すためには、人の普遍的な身体的特徴や習性を知っておく必要があります。

以上の6つのスキルすべてをトップレベルで持ち合わせることは困難です。ですので、組織として人材を分担させて網羅するのがよいかもしれません。

(Betonacox Design)