株式投資の情報源、「インターネット」が最多


野村證券はこのほど、個人投資家を対象に投資動向に関するアンケート調査を実施し、「ノムラ個人投資家サーベイ(2016年10月)」を発表した。

3カ月後の株価見通しについて、「上昇する」と答えた割合から「下落する」と答えた割合を引いた「ノムラ個人市場観指数」は37.6と3ヶ月ぶりに上昇した。調査時の日経平均株価は16,598.67円と前回調査時を438.96円下回った。

3カ月後のアメリカドル/円レートの見通しについて円安ドル高を見込む回答比率は52.9%となり、前月比で0.4ポイント上昇した。

「株式投資を行う際参考する情報源」について尋ねたところ、最も多かったのは「インターネット」で、次いで「新聞」「テレビやラジオ」と続いた。


(出所:野村證券)

選択した情報源を利用している理由を質問したところ、「入手しやすいから」が最も多く、次いで「より早く情報を手に入れることができるから」「情報が信頼できるから」の順となった。

株式投資の情報を入手するためにかける1 カ月当たりの費用は、「費用はかけていない(0 円)」が75.9%で最も多かった。

調査は、2016年10月3日〜10月4日にかけて株式投資経験のある個人投資家を対象に実施。有効回答数は1000件。