BMWは30日、M3セダンの特別限定車「30 Jahre(ドライスィッヒ・ヤーレ)M3」を導入すると発表した。
同特別限定車は、1986年の初代M3の登場から30年を迎えたことを記念した全世界500台の特別モデルで、そのうちの30台を日本に導入する。同日より購入希望予約の受付を開始し、希望者多数の場合は購入当選者を抽選にて決定する。納車は10月末から順次行う。
エクステリアは、初代M3の特別カラーとして初めてBMWのボディカラーのラインアップに加わった「マカオ・ブルー・メタリック」を身に纏い、軽量構造の20インチ鍛造Mライト・アロイ・ホイールや、ハイグロス・ブラック仕上げのキドニー・グリル、サイド・ギル、リヤのモデル・バッジといった装備品と相まって、M3の輝かしい栄光の歴史を記念した特別な装いとしている。
インテリアは、フロント・シートのヘッドレストに「30 JAHRE M3」のステッチを施したブラックとフィヨルド・ブルーの専用バイカラー仕上げのメリノ・レザー・インテリアを採用し、ブラックのクローム・ハイライトが印象的なカーボン・ファイバー製インテリア・トリムには、「30 JAHRE M3」のロゴに加え、全世界500台限定のうちの1台であることを示すレタリングが施されるなど、スポーティかつ特別感あふれる室内空間としている。
また、「コンペティション・パッケージ」を標準装備することにより、3リッター直列6気筒Mツインパワー・ターボ・エンジンの最高出力を、通常モデルから更に14kw(19ps)アップの331kw(450ps)まで高め、0-100km/h加速(ヨーロッパ仕様車値)は4.0秒を実現した。
価格は1340万円。