インテリジェンスが運営する転職サービス「DODA(デューダ)」はこのほど、2016年5月の転職求人倍率を発表した。
5月の転職求人倍率は前月比0.03ポイント減の1.04倍となった。求人数は前月比0.2%増、前年同月比41.1%増、転職希望者数は前月比2.9%増、前年同月比64.3%増だった。求人数は2008年1月の調査開始以来、18ヶ月連続で過去最高を更新した。
(出所:DODA)
業種別では、「IT/通信」(2.74倍)の求人倍率が最も高く、次いで「メディカル」(1.26倍)、「サービス」(1.20倍)と続いた。職種別では、「技術系(IT/通信)」(3.12倍)の求人倍率が最も高く、次いで「「技術系(電気/機械)」(2.04倍)、「専門職」(1.86倍)となった。
転職求人倍率は、ホワイトカラー層を中心とした転職マーケットにおける需給バランスを表すもので、DODA転職支援サービス登録者(転職希望者)1人に対して、中途採用の求人が何件あるかを算出した数値。