新型MINIクラブマンにエントリーモデルと四輪駆動モデルを追加



BMWは18日、新型MINIクラブマンに、エントリーモデルとなる「MINI ONE Clubman(ワン・クラブマン)」と、初の四輪駆動モデルとなる「MINI Cooper S Clubman ALL4(クーパー・エス・クラブマン・オールフォー)」を追加し、発売した。

今回、追加されたMINI ONE Clubmanは、MINIクラブマンのエントリーモデル。8個のエアバッグ、4輪ディスク・ブレーキなどの安全装備に加え、オートライト、レインセンサー、ヒーテッドドアミラー、USBオーディオインターフェースといった快適装備も標準装備する。新開発の1.5リッター高効率3気筒ターボエンジンと6速ATを採用し、燃費は17.2km/Lを実現した。

MINI Cooper S Clubman ALL4は、従来のMINI Cooper S Clubmanをベースにした4輪駆動モデル。MINIの4輪駆動システム「MINI ALL4」は、フルタイムで制御が行なわれるシステムで、ファイナルドライブに直接取り付けられた電子制御油圧式ディファレンシャルにより、前後アクスルの駆動力配分を無段階に制御する。走行状況に応じて前100:後0の状態から、前0:後100の状態まで駆動力を配分することができる。新開発の2.0リッター高効率4気筒ターボエンジンと8速ATなどの採用により、燃費は14.9km/Lを実現した。

価格は、「MINI ONE Clubman」が290万円、「MINI Cooper S Clubman ALL4」が410万円。