2016年のNYダウ高値予想、「18,500~19,000ドル」「19,000~19,500ドル」が最多


マネックス証券はこのほど、個人投資家を対象とした相場環境に対する意識調査を実施し、その結果をまとめたレポート「MONEX 個人投資家サーベイ 2016年1月調査」を発表した。

「上昇すると思う」と回答した割合から「下落すると思う」と回答した割合を引いた今後3ヶ月程度の世界の株式相場に対する見通しDIは、日本株は前月比22ポイント低下の15、米国株は同4ポイント上昇の44、中国株は同15ポイント低下の-60となった。

今後3ヶ月程度の米ドル/円相場の見通しについて、円安・ドル高を見込む層は40%となり18ポイント減少した。一方、円高・ドル安を見込む層は40%で前月より25ポイント増加した。

2016年の株価予想を尋ねたところ、日経平均は高値を「20,000~20,500円」、安値を「16,500~17,000円」とする予想が最多となった。2015年の日経平均の高値と安値(終値ベース)は20,868円と16,795円であり、個人投資家の多くは日本株について昨年と同じようなレンジでの値動きを想定していることが分かった。

ダウ平均は高値を「18,500~19,000ドル」および「19,000~19,500ドル」、安値を「15,000~15,500ドル」とする予想が最も多かった。2015年のダウ平均の高値と安値は18,312ドル(史上最高値)および15,666ドルであり、ダウ平均は今年史上最高値を更新すると予想する投資家が多いことが分かった。


調査は、2016年1月8日〜1月12日にかけて、マネックス証券に口座を開設している個人投資家952人から回答を得た。