大学生の内定率66.5%、5年ぶり悪化


厚生労働省と文部科学省の共同調査によると、平成28年3月に卒業予定の大学生の10月1日時点の就職内定率は前年同期比1.9ポイント減の66.5%となり、5年ぶりに悪化した。

文理別では文系が同1.4ポイント減の65.9%、理系が同4.3ポイント減の69.2%だった。男女別では、男子が同1.8ポイント減の65.8%、女子が同2.2ポイント減の67.2%となった。



また、短期大学(女子学生のみ)は同6.5ポイント増の33.2%、高等専門学校(男子学生のみ)は同0.9ポイント増の94.3%、専修学校は同0.8ポイント減の48.2%となった。

調査は、全国の大学、 短期大学、高等専門学校、専修学校の中から、設置者や地域などを考慮して抽出した112校、6250人を対象に実施した。