メルセデス・ベンツ、「SLKクラス」の装備を充実し発売



メルセデス・ベンツ日本は20日、「SLK」の装備内容を大幅に充実し、販売を開始した。

SLK200全モデルに、従来の1.8リッター直列4気筒直噴ターボエンジンに代え、2.0リッター直列4気筒BlueDIRECTターボエンジンを採用した。従来のエンジンと比較し、最大トルクは30Nm向上した。

SLK200 Trend+は、9速オートマティックトランスミッション「9G-TRONIC」を採用。装備面は、オプション設定としていたAMGスポーツパッケージを標準装備し、AMGスタイリングパッケージや18インチAMG5スポークアルミホイールなど精悍な印象を高めるエクステリアに加えて、インテリアにもレッドカラーのステッチやシートベルトなどを採用した。この他に、熱線を反射する特殊なコーティングにより、夏のシート表面温度の上昇を通常の本革より最大13℃抑える「サンリフレクティングレザー」、ヘッドレスト下部から温風が吹き出し、冬でも快適なオープンドライブを実現する「エアスカーフ」を標準装備する。

SLK200 Exclusiveは、SLK 200 Trend+同様に「9G-TRONIC」を採用するほか、オプション設定としていた「ダイナミックハンドリングパッケージ」を標準装備した。路面から受ける負荷だけでなく、ホイール回転数、車両速度、横方向および垂直方向加速度などを車両各部のセンサーが検知し、1/100秒の反応速度で電子制御式油圧アダプティブダンピングシステムの減衰レベルを調整し、俊敏性と快適性を高いレベルで両立する。また、オプション設定だった「マジックスカイコントロールパノラミックバリオルーフ」を標準防備する。ルーフを閉じた状態でもスイッチ1つでルーフの光の透過度をを切り替えることができ、雨の日や寒い日でも開放感溢れるドライビングを楽しむことができる。

価格は、SLK200MTが509万円、SLK200 Trend+が551万円、SLK200 Exclusiveが653万円。