メルセデス・ベンツ、「SLクラス」の装備を充実 価格は据え置き



メルセデス・ベンツ日本は21日、「SL」の装備内容を充実し、同日より注文受付を開始した。発売は9月上旬頃の予定。

SL350は、発進・加速・減速・旋回時などに発生する車体の動きと乗員を含めた車両重量を感知し、四輪それぞれのコイルスプリングの作動を瞬時に電子制御することでダイナミックかつ快適な乗り心地を実現する先進のサスペンション「アクティブ・ボディ・コントロール(ABC)」を標準装備した。 シートには、従来の本革に代えて、風合い豊かなナッパレザーを標準装備するほか、シートヒーターに加え、内蔵ファンによってシート表面から吸引することで真夏の日射などで熱くなったシートの温度を下げ、着座中もシートと衣服の間にこもる湿気を取り除き快適性を高める「シートベンチレーター」や、11スピーカーによる5.1チャンネルサラウンドを備えたLOGIC7を採用し合計600Wの大出力とともに臨場感あふれる音響空間を再現する「harman/kardonロジック7サラウンドサウンドシステム」を標準装備する。

 SL550は、4.7リッターV8直噴ツインターボエンジンの最高出力を従来モデル比15kW(20PS)アップの335kW(455PS)に引き上げた。

価格は据え置きで、SL350が1248万円、SL550が1637万円。