インテリジェンスが運営する転職サービス「DODA(デューダ)」はこのほど、2015年6月の転職求人倍率を発表した。
6月の転職求人倍率は前月比0.02ポイント減の1.19倍となった。求人数は前年比28.2%増、前月比7.1%増、転職希望者数は前年比25.8%増、前月比は8.6%増だった。4月から6月にかけて求人数以上に転職希望者数が増加したため、転職求人倍率は2カ月連続で減少したが、求人数、転職希望者数ともに2008年1月の調査開始以来、最高値を更新した。
(出所:DODA)
業種別では、「IT/通信」(2.64倍)の求人倍率が最も高く、次いで「メディカル」(1.75倍)、「サービス」(1.42倍)と続いた。職種別では、「技術系(IT/通信)」(3.06倍)の求人倍率が最も高く、次いで「技術系(建築/土木)」(2.06倍)、「専門職」(2.02倍)となった。
転職求人倍率は、ホワイトカラー層を中心とした転職マーケットにおける需給バランスを表すもので、DODA転職支援サービス登録者(転職希望者)1人に対して、中途採用の求人が何件あるかを算出した数値。