夏のボーナス、「支給される」6割 使い道1位は「預貯金」


マネックス証券はこのほど、個人投資家を対象とした相場環境に対する意識調査を実施し、その結果をまとめたレポート「MONEX 個人投資家サーベイ 2015年5月調査」を発表した。

「上昇すると思う」と回答した割合から「下落すると思う」と回答した割合を引いた今後3ヶ月程度の世界の株式相場に対する見通しDIは、日本株は前月比14ポイント低下の27、米国株は同12ポイント低下の17、中国株は同8ポイント低下の-30となった。

今後3ヶ月程度の米ドル/円相場の見通しについて、円安・ドル高を見込む層は40%となり9ポイント低下した。一方、円高を見込む層は17%で前月より3ポイント上昇した。

個人投資家に夏の賞与の支給予定について尋ねたところ、「支給される予定」が58.2%、「支給される予定はない」が31.3%、「支給されるかどうか分からない」が10.5%という結果となった。

夏季賞与について「支給される予定」と回答した人に賞与の使い道について聞いたところ、「預貯金」「資産運用・投資」「生活費の補填」「消費」の順に多かった。

年代別にみると、年代が若いほど「預貯金」「資産運用・投資」が多く、年代が高いほど「生活費の補填」が多い傾向にあった。


調査は、2015年5月8日〜5月11日にかけて、マネックス証券に口座を開設している個人投資家1019人から回答を得た。