BMWは16日、MINIの3ドア・ハッチバックモデルをベースにしたハイパフォーマンスモデル「MINI John Cooper Works(ジョン・クーパー・ワークス)」の注文受付を開始した。納車は5月末開始の予定。
新開発の2リッター4気筒エンジンを搭載し、最高出力は先代モデル比約10%アップの170kW(231ps)/5,200-6,000rpm、最大トルクは350Nm(オーバーブースト時)を発揮する(通常時は320Nm/1,250-4,800rpm)。AT車は、新設計のトランスミッションにより燃費を約25%向上(新欧州サイクル)させ、0-100km/h加速は従来モデルを0.6秒上回る6.1秒を達成した(ヨーロッパ仕様車)。
エクステリアは、John Cooper Works専用デザインのエアロキットを標準装備する。新しく開発されたBrembo社製ブレーキキャリパーは赤く塗装され、JCWのロゴが刻印されている。アロイホイールは、17インチJohn Cooper Works専用デザインのホイールを採用。また、18インチアロイホイールをオプションで装着可能とした。
インテリアは、赤のステッチが入ったJohn Cooper Works専用パドルシフト付(AT車)ステアリングホイール、John Cooper Works専用仕様のスポーツシート、ヘッドレストを採用した。ヘッドアップディスプレイには、走行速度についての情報やエンジン回転数、最適なシフトタイミング、ナビゲーションガイド等が表示される。このほか、John Cooper Works専用のドアシル、ステンレス仕上げの各ペダルとドライバー用フットレスト、アンスラサイトのルーフライニングを標準装備する。
価格は、MT車が398万円、AT車が415万円。