若い世代ほど「毎月貯蓄」する傾向が高い


マネックス証券はこのほど、個人投資家を対象とした相場環境に対する意識調査を実施し、その結果をまとめたレポート「MONEX 個人投資家サーベイ 2015年1月調査」を発表した。

「上昇すると思う」と回答した割合から「下落すると思う」と回答した割合を引いた今後3ヶ月程度の世界の株式相場に対する見通しDIは、日本株は前月比11ポイント低下の27、米国株は同1ポイント低下の50、中国株は同4ポイント低下の-29となった。

今後3ヶ月程度の米ドル/円相場の見通しについて、円安・ドル高を見込む層は52%となり前月から16ポイント減少した。一方、円高を見込む層は24%で前月より10ポイント増加した。

個人投資家に投資以外に毎月定額の貯蓄を行っているかを尋ねたところ、年代が若いほど、毎月定額の貯蓄を行う割合が高い傾向にある。定額の貯蓄を行っていると回答した割合は全体で52.9%となり、20代は65.6%、30代は54.9%、40代は57.4%、50代は52.3%、60代は43.6%、70歳超は39.4%だった。

投資以外に毎月定額の貯蓄を行っている個人投資家に具体的な貯蓄金額を聞いたところ、「5万円以上」が32.5%で最も多く、次いで「1万円〜3万円未満」が30.3%、「金額は特に決めていない」が21.6%、「3万円〜5万円未満」が10.9%、「1万円未満」が4.4%という結果となった。年代別では大きな差は見られなかった。


調査は、2015年1月16日〜1月19日にかけて、マネックス証券に口座を開設している個人投資家955人から回答を得た。