MMD研究所は「2015年ウェアラブル端末に関する調査」を実施し、このほどその結果を発表した。
ウェアラブル端末について尋ねたところ、「知っている(利用している)」との回答が6.6%、「知っている(利用していない)」が33.0%、「名前は聞いたことはあるが意味は分からない」が16.0%となり、これらを合わせると認知度は55.6%となった。昨年調査の39.8%から15.8ポイント増加した。
ウェアラブル端末を知っていると答えた人に、発売の有無に関わらず知っているウェアラブル端末について聞いたところ、「Google Glass」が70.6%で最も高く、次いで「Apple Watch」が57.6%、「SMART WATCHシリーズ」が23.6%と続いた。
ウェアラブル端末を利用していない人に、メガネ、時計型のそれぞれの利用意向を聞いたところ、メガネ型ウェアラブル端末は「利用したい(6.5%)」「やや利用したいと思う(14.6%)」を合わせて21.1%の人が利用したいと回答し、時計型ウェアラブル端末では「利用したい(8.3%)」「やや利用したいと思う(19.0%)」を合わせて27.3%の人が利用したいと回答した。
メガネ型端末を利用したい人が求める機能は、「道案内、ナビゲーション」が61.6%と最も多く、次いで「周辺情報通知/視界情報補足」が57.5%、「写真・動画撮影」が54.7%となった。
また、時計型ウェアラブル端末を利用したい人が求める機能は、「道案内、ナビゲーション」が60.4%と最も多く、次いで「電話」が48.0%、「音楽再生」が45.6%となった。
調査は、2015年2月13日〜2月15日にかけて、15歳以上の男女2203人を対象に実施した。