米利上げ予想「2015年後半」が増加


マネックス証券はこのほど、日本、米国、中国(香港)の個人投資家を対象とした相場環境に対する意識調査を実施し、その結果をまとめたレポート「MONEX グローバル投資家サーベイ 2014年12月調査」を発表した。

日本、米国、中国(香港)の個人投資家に、今後3ヶ月程度の世界の株式市場の見通しについて尋ねたところ、「上昇すると思う」と回答した割合から「下落すると思う」と回答した割合を引いた見通しDIは、日本が前回9月調査比5ポイント上昇の31、米国が同21ポイント上昇の33、中国(香港)が同17ポイント上昇の52となった。

日本、米国、中国(香港)の個人投資家にFRBの利上げ開始時期について尋ねたところ、前回調査と比較して、全ての地域で「2015年後半」に利上げを開始すると予測する割合が増加し、最も高くなった。次いで、日本の個人投資家は「2015年前半」、米国と中国(香港)の個人投資家は「2016年前半」と考えている割合が多かった。


調査は、2014年11月28日〜12月1日にかけてマネックス証券に口座を開設している日本の個人投資家961人、2014年11月24日〜12月1日にかけてTradeStation Securities, Inc.で取引をする米国の個人投資家94人、2014年11月24日〜12月1日にかけてMonex Boom Securities (H.K.) Limitedで取引をする香港の個人投資家374人から回答を得た。