インテリジェンスが運営する転職サービス「DODA(デューダ)」は20日、2014年9月の転職求人倍率を発表した。
転職求人倍率は、ホワイトカラー層を中心とした転職マーケットにおける需給バランスを表すもので、DODA転職支援サービス登録者(転職希望者)1人に対して、中途採用の求人が何件あるかを算出した数値。
9月の転職求人倍率は前月比0.01ポイント増の1.17倍となった。求人数は前年比22.4%増、前月比0.9%増、転職希望者数は前年比34.1%増、前月比0.02%増となり、求人数が転職希望者数の伸びを上回り、求人倍率は上昇した。求人数は過去最高を更新したが、伸びは従来より鈍化した。
業種別では、「IT/通信」(2.44倍)の求人倍率が最も高く、次いで「メディカル」(1.41倍)、「サービス」(1.39倍)と続いた。職種別では、「技術系(IT/通信)」(2.37倍)の求人倍率が最も高く、次いで「技術系(建築/土木)」(2.08倍)、「専門職」(2.02倍)となった。