個人の景況感、マイナス20.4に悪化 日銀調査


日銀が2日に発表した9月の「生活意識に関するアンケート調査」によると、1年前と比較して景気が「良くなった」と答えた割合から「悪くなった」と答えた割合を引いた景況感DIは、前回6月調査から10.4ポイント低下しマイナス20.4に悪化した。

現在の暮らし向きについて、「ゆとりが出てきた」と答えた割合から「ゆとりがなくなってきた」と答えた割合を引いた暮らし向きDIは、前回調査から4.3ポイント低下しマイナス44.1に悪化した。

1年前と比較して物価が「上がった」と回答した割合は80.4%となり、前回調査の71.3%から増加した。

また、1年後の物価について「上がる」との回答は82.5%となり、前回調査の80.6%から増加した。

調査期間は2014年8月8日〜9月3日。全国の満20歳以上の個人4000人を対象に実施し、2135人から回答を得た。