32年前の復刻限定モデル、「ザ・ビートル・スペシャル・バグ」を800台限定発売



フォルクスワーゲン グループ ジャパンは、「ザ・ビートル」の特別限定車「ザ・ビートル・スペシャル・バグ」を800台限定で9月30日に発売すると発表した。

今回発売する「ザ・ビートル・スペシャル・バグ」は、昨年開催された第43回東京モーターショーで一般公開した「ザ・ビートル・レーサー」と同じく、往年の限定車の復刻モデル。1982年に発売された「フォルクスワーゲン タイプ 1 1200」の限定車「スペシャル・バグ」へのオマージュとして企画され、現行モデルの「ザ・ビートル・デザイン」をベースに、1980年代当時のファッション性や「ビートル」ならではの遊び心を現代風にアレンジして再現した。

当時の「スペシャル・バグ」は、ブラック/ゴールド、ブラック/レッドのカラーコンビネーションを採用したが、今回の「ザ・ビートル・スペシャル・バグ」は、ボディカラーにピュアホワイトとディープブラックパールエフェクト、本限定車専用色のプラチナムグレーメタリックの3色をラインアップした。ボディの装飾は往時にならい、クロームのホイールキャップ付17インチアルミホイールを採用するとともに、室内はベージュとブラウンのツートーンでコーディネートした専用シートを採用するなど、全体的にクラシカルな雰囲気に仕上げた。

ボディ両サイドの下側には、ブラウン/グレー(ピュアホワイト、ディープブラックパールエフェクトの場合)あるいは、ブラウン/ブラック(プラチナムグレーメタリックの場合)のツートーンストライプのデカール、リヤホイールアーチの前方部分にブラウンの文字で書かれた「Special」のロゴ、リアゲートの中央には「ビートル」の愛称である「Bug(バグ)」のエンブレムが装着される。

この他に専用装備として、バイキセノンヘッドライト、スマートエントリー&スタートシステム“Keyless Access”、パークディスタンスコントロール(フロント/リヤ)、シートヒーター(運転席/助手席)などを採用した。

価格は286万円。