宇宙旅行に行きたい人は57.3%


JAXAとクラブツーリズム・スペースツアーズが共同で実施した宇宙旅行の個人需要についての市場調査によると、宇宙旅行に行ってみたいと回答した肯定派は57.3%を占めた。男女別に見ると、男性は肯定派が64.7%、女性は50.1%となり、女性に比べて男性の方が宇宙旅行に積極的であることが分かった。世代別に見ると、肯定派が最も多いのは30代で、20代〜40代の肯定派は60%を超える。


宇宙旅行に行ってみたい理由は、「青い地球を眺めたいから」が87.3%でトップ。次いで「無重力を体験したいから」が50.5%、「一生の思い出になるから」が46.6%、「人生観が変わりそうだから」が43.6%の順となった。

宇宙のどこへ旅行してみたいかを聞いたところ、「地球の周りを回ってみたい」が41.4%、「地球を眺められる高さへ行きたい」が32.9%、「月に行きたい」が19.3%、「火星に行きたい」が3.8%だった。

宇宙旅行に支払える金額は、「100〜500万円未満」が46.1%、「100万円未満」が30.5%、「500〜1000万円未満」が14.4%、「1000〜3000万円未満」が4.6%、「3000〜5000万円未満」が2.2%だった。

調査は2013年11月〜2014年3月にかけて実施し、クラブツーリズムの全国登録顧客である20代〜70代の男女541人から回答を得た。