個人投資家の8割が「資産管理している」 大多数はエクセル利用


マネックス証券は、個人投資家を対象とした相場環境に対する意識調査を実施し、その結果をまとめたレポート「MONEX 個人投資家サーベイ 2014年5月調査」を発表した。

「上昇すると思う」と回答した割合から「下落すると思う」と回答した割合を引いた今後3ヶ月程度の世界の株式相場に対する見通しDIは、日本株は前月比10ポイント低下の8、米国株は同10ポイント低下の42、中国株は同7ポイント低下の-54となった。


今後3ヶ月程度の米ドル/円相場の見通しについて、円安を見込む層は39%となり前月より21ポイント低下した。一方、円高を見込む層は21%で前月より7ポイント増加した。

資産管理、家計管理の状況について尋ねたところ、8割超が資産管理を実施しており、そのうち約6割が自作のエクセルを活用している。「資産管理を行っていない」理由としては、「具体的にどのようにすればよいか分からない」、「面倒」、「厳密な管理をするのが大変」、「少額のため」、「時間がない」、「精神的に疲れる」「夫婦で個別管理なので全体像は把握していない」などの声が寄せられた。

家計管理は6割以上が実施し、そのうち半数以上が自作のエクセルを活用している。 「家計管理を行っていない」理由は「妻にまかせて、総額のみ把握」、「ざっくり把握しているから」、「面倒」などが挙げられた。

調査は、2014年5月9日〜5月12日にかけて、マネックス証券に口座を開設している個人投資家994人から回答を得た。