メルセデス・ベンツ日本は22日、 「Aクラス」のハイパフォーマンスモデル「A 250 SPORT」に可変トルク配分型四輪駆動システム「4MATIC」を搭載した「A 250 SPORT 4MATIC」を発売した。
A 250 SPORT 4MATICは、AMGが開発の初期段階から携わったハイパフォーマンスモデルで、最高出力211PSを発揮する2.0リッター直列4気筒直噴ターボエンジン、AMGが特別に開発したフロントアクスルとサスペンションを搭載、トランスミッションやESP、ステアリングなどにもSPORT専用チューニングが施されている。
「4MATIC」は、前輪駆動車のために設計された可変トルク配分型フルタイム四輪駆動システム。電動油圧制御式のマルチディスククラッチによって、前後トルク配分を100:0~50:50の間で連続的に変化させ、常に最適な操縦性と走行安定性を確保する。また、7速デュアルクラッチトランスミッション「7G-DCT」のシフトプログラムに連動してトルク配分特性をコントロールする。
エクステリアは、ダイヤモンドグリルやヘッドライト、フロントスポイラー、リアスカートなどにレッドラインをあしらい、インテリアにもステアリングホイールやシート、シートベルト、エアアウトレットなどにレッドをアクセントとして取り入れた。
装備面では、運転席/助手席にシートヒーターと電動ランバーサポートを備えたメモリー付パワーシートをはじめ、インテリジェントライトシステム、リアビューカメラ等を標準装備し、機能性と快適性を向上させた。また、衝突が避けられない場合に自動緊急ブレーキを作動させる「CPAプラス」や、車間距離を適切に維持するとともに先行車が停止した場合は減速して停止する渋滞追従機能を備えた「ディストロニック・プラス」などを含む先進の安全運転支援システムを「レーダーセーフティパッケージ」としてオプション設定した。
価格は、457万7000円。