労務行政研究所は4月23日、今年4月入社者の初任給を調査し、その結果を発表した。
調査によると、初任給額は、大学卒で20万6258円、高校卒で16万1687円の水準となり、同一企業で見た前年度の金額に比べ、それぞれ0.3％（582円）、0.3％（552円）の上昇となった。
2014年度の初任給を前年度と同額に「据え置いた」企業は75.5％、「全学歴引き上げ」は23.2%だった。初任給を全学歴引き上げた企業は前年度の4.2%から19.0ポイント増加した。
調査期間は3月中旬〜4月7日。東証第1部上場企業1696社と、生命保険、新聞、出版でこれに匹敵する大手企業11社を加えた合計1707社のうち、237社から回答を得た。