転職理由1位は「やりたい仕事がある」 前向きな転職が増加傾向


インテリジェンスが運営する転職サービス「DODA」は4月21日、転職理由についての調査を実施し、その結果を発表した。

2014年上期の転職理由調査では、「ほかにやりたい仕事がある」が13.5%でトップとなり、2013年4月〜9月の前回調査と比較して0.6ポイント増加した。2位は「会社の将来性が不安」で同0.9ポイント減の11.2%、3位は「給与に不満がある」で同0.0ポイントの7.6%だった。


1位の「ほかにやりたい仕事がある」の回答率は、2013年上期以来、3期連続で2008年の調査開始以降の最高値を更新した。一方、2位の「会社の将来性が不安」の回答率は過去最低となった。そのほか、5位の「専門知識・技術を習得したい」や、6位の「幅広い経験/知識を積みたい」の回答率が増加し、反面、9位の「業界の先行きが不安」の回答率が減少するなど、全体として転職理由がポジティブに変化している。

調査は2013年10月〜2014年3月にDODAに登録した転職希望者35000人を対象に実施した。