MINIが7年ぶりのフルモデルチェンジ



BMWは25日、ハッチバックモデルのMINIを7年ぶりにフルモデルチェンジし、4月12日より販売を開始すると発表した。

エンジンは、新開発のターボ・エンジンを採用。MINI Cooperには1.5リッター3気筒、MINI Cooper Sには2.0リッター4気筒エンジンを搭載する。可変制御システム、ダイレクト・インジェクション、ターボチャージャーを組み合わせたMINIツインパワー・ターボ・テクノロジーの採用により、先代モデルと比べトルクが約40%向上し、燃費消費量は約15%低減した。

フロントデザインは、MINIのデザインアイコンである丸型ヘッドライト、六角形グリル、クロームパーツといった要素を残しながら、現代風にアレンジしたモダンなデザインに仕上げた。サイドデザインは、MINI独特のキャビンデザイン、前後の短いオーバーハングのプロポーションはキープしつつ、後方に向かってなだらかに下がるルーフライン、より寝かされたバックガラスの角度により、スポーティさと軽快感を演出したという。

インテリアデザインでは、スピードメーターをステアリングコラム上に配置し、視認性を向上させた。センターディスプレイの周囲には LEDがリング状に配置され、ナビゲーションシステムの案内表示や、PDCによる周囲の障害物の状況などに応じて色が変化する。インスツルメントパネルのトグルスイッチにはエンジンのスタート/ストップ・スイッチを新たに設置した。

価格は、MINI Cooperが266万円〜280万円、MINI Cooper Sが318万円〜332万円。