個人投資家、日本株への投資意欲高まる


マネックス証券は、個人投資家を対象とした相場環境に対する意識調査を実施し、その結果をまとめたレポート「MONEX 個人投資家サーベイ 2014年1月調査」を発表した。

「上昇すると思う」と回答した割合から「下落すると思う」と回答した割合を引いた今後3ヶ月程度の世界の株式相場に対する見通しDIは、日本株は前月から2ポイント上昇の56、米国株は前月から8ポイント上昇の47、中国株は前月から1ポイント低下の−36となった。

個人投資家が「魅力的であると思う業種」の上位3位は「自動車」、「不動産」、「医薬品」と業種の変更はなかったものの、「不動産」が 2位に浮上し「医薬品」が3位に転落した。「自動車」 は首位を維持。「商社」(5位→4位)、「銀行」(8位→7位)、「海運」(11位→10位)が順位を上げた一方、「ハイテク」(4位→5位)、「機械」(7位→8位)、「鉄鋼」(10位→11位)が順位を下げた。

「増やしたい」と回答した割合から「減らしたい」と回答した割合を引いた今後3ヶ月程度の日本株への投資意欲DIは、「売買頻度」「投資金額」「保有銘柄数」の全てにおいて上昇した。投資金額と保有銘柄数は、2009年10月の調査開始以来、過去最高の水準となった。


調査は、2014年1月10日〜1月14日にかけて、マネックス証券に口座を開設している個人投資家1418人から回答を得た。