フィーチャーフォンユーザーの6割、スマホへの買い替え意向なし


MM総研は、2013年12月末の携帯電話端末契約数およびユーザーの端末購入動向に関する調査結果を発表した。

2013年12月末のスマートフォン契約数は5328万件、フィーチャーフォン契約数は6658万件となり、合わせた携帯電話端末契約数は1億1986万件だった。スマートフォン契約数比率は44.5%に拡大した。


今後の端末購入意向について質問した結果、スマートフォンユーザーは「スマートフォンを購入」が9割以上を占め、大多数がスマートフォンの再購入を考えている。一方、フィーチャーフォンユーザーは「スマートフォンを購入」が約3割、「フィーチャーフォンを購入」が約6割となり、今後もフィーチャーフォンを継続利用する意向が高く、スマートフォンへ買い替える意向が低いことが分かった。

今後スマートフォンではなくフィーチャーフォンを購入したいと考える理由としては、「スマートフォンは月額利用料金が高い」が最多で、次いで「スマートフォンに必要性を感じない」、「フィーチャーフォンに満足している」、「スマートフォンの端末価格が高い」、「スマートフォンの使い勝手が悪い」の順となった。

現在利用している端末種類別の月額利用料金は、スマートフォンが6826円、フィーチャーフォンが3746円となった。また、MVNO SIMカードの月額利用料は1801円だった。

今後、スマートフォンを購入しないという意向を示した人に、月額利用料金がいくらであればスマートフォンを利用してもよいと考えるか尋ねたところ、3999円までが6割を占めた。

調査は、2013年12月にかけて、スマートフォンまたはフィーチャーフォンを所有する15歳〜69歳の1650人を対象に実施した。