2013/08/26

UFOだと思っていたのは偵察機だった?CIAがエリア51の存在を公認

ラスベガスの北北西約200kmに存在する米空軍の基地で、いわゆるUFO(未確認飛行物体)の秘密基地ではないかと噂されてきた通称“エリア51”といえば、テレビのUFO関連番組で必ずと言ってよいほど取り上げられる場所だ。このエリア51について、UFOの存在を信じる人にとっては衝撃の発表がCIA(米中央情報局)からあったようだ。エリア51はかつて存在自体秘密とされてきたが、BBCの記事によるとCIA(米中央情報局)はエリア51の存在を認め、U-2偵察機の実験場であったことも公表された。残念ながらUFOの秘密基地ではなかったようだ。ただ、U-2偵察機が旅客機のはるか上空を飛行するという点や米空軍のトップシークレットだったという点で、一般人から見れば未確認飛行物体ということには変わりないのだが。

なぜ今になって公表したのか?個人的な予想としては偵察機の世代交代の一環ではないかと思われる。つまり、1950年代から運用が始まった有人機のU-2偵察機はその役目を終え、グローバルホークといった無人偵察機に交代しつつあるということだろう。U-2偵察機の実験場であったエリア51もその役目を終え、もう公表してもよい状況になったのではないだろうか。

また、少し前の報道であるがBBCの記事によると英国防省のUFO監視デスクを閉鎖したという。UFOの存在を否定するものではないが、国防上の脅威にならないこと、他の国防業務に資源を回すというのが理由のようだ。米国がエリア51の存在を公認したことと直接的な関係があるかどうかは不明だが、エリア51の目的や用途が明らかになったことでUFOだと思っていたのは偵察機だったということが分かり、監視デスクが不要になったのかもしれない。

ところでUFOの存在を信じる、信じないかは別として、UFOか!?と勘違いされるほどの高性能の偵察機や戦闘機は誰が作っているのかご存知だろうか?U-2偵察機を製造していたのは米ロッキード・マーティン社。航空自衛隊も導入を予定している次期戦闘機F-35は米ロッキード・マーティン社が主体になって製造しているが、三菱電機や三菱重工なども部品の製造や組み立てに参画するという報道もある。ちなみに無人偵察機のグローバルホークは米ノースロップ・グラマン社製だ。防衛産業は国家プロジェクトとなることから大きな予算がつく。投資対象として考慮に入れておいても良いかもしれない。

(eワラント証券 投資情報室長 小野田 慎)

※本稿は筆者の個人的な見解であり、eワラント証券の見解ではありません。
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